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2014年01月08日

元車屋が教える「車を盗まれない方法」セキュリティもイモビもビニールひもレベルの安全性







さーて久々真面目に車屋の知識を披露してみましょうか。

欧州で多くの車が盗まれ、それがロシアや南アフリカに売られているという話。

日本でもよく盗難がありますが、どうしたらよいのでしょうか??

セキュリティを付けたり、イモビライザーを付けたり…

でも盗まれるのは高級車、そんなの完全装備の車って事ですよね

じゃあどうしたら盗難を防げるのでしょうか??
結論から言うと100%防ぐことはほぼ不可能です。

というのも、狙われたら最後…思い付いたら盗むくらいの勢いで持って行きます。

自分の経験ですが買って1週間以内になくなるケースも多々あります

要は「あそこに欲しい車がある」と認識したらすぐに持って行けるのが窃盗団なんですよね

じゃあなぜそれほど簡単に盗んでいくのでしょうか?

業界でシェアされているパターンをいくつかご紹介します。


1:鍵等を偽装、電波タイプだからこそ解析ができる。

最近増えているスマートキー、あれは電波で送受信をしているわけですが

ちょっとした電圧や強力な電波で「エラー」状態を起こすことが可能だったりします。

もちろん、日々進化する業界ですいから対策も練られていますが

盗む方もそれが生きる為の仕事になっているので日々進化してくるわけですね。

一昔前のベンツ何かは家電店にあるいろんなメーカー対応のテレビリモコンでドアロックが開きました。

また並行輸入車なんかは日本に合わせた電波で作られていない為

周りに悪影響を出す一方、周りからの影響でドアロックが解錠するケースもあります。

「そんなバカな話あるか!」

って方もいますがあります。東京タワーなど電波塔近くでよくメーカーがテストをしており

昔なんかだと一つのキーで現場にある数台の車が一斉に解錠したりもしていました。

並行輸入の車って見たらある程度わかりますので、そういうのを狙うケースがあります。


2:セキュリティやイモビのユニットがバレている

一昔前、レクサスが新車を販売したさいに反社会勢力やそこに関する人には

車両を売らないといことをやっていましたが、他のディーラーも同じです。

これは反社会的勢力との関係を持ちたくないというのもありますが

そういった人々が最新の車種を購入して分解するのを避けるためでもあります。

イモビライザーだろうがセキュリティだろうが電気で作動しています。

極論を言えば水に浸けてしまえばすべてショートして壊せますし

ユニットの位置を把握して配線をカットしたら機能停止が可能というわけえ

車を盗む際に、例えばクラクションとライトでセキュリティが作動したとしても

さっさとそのユニットを破壊したり、電源をカットしたらいいわけなんですよね。

だから窃盗団は新車を買って分解して、いかに早くセキュリティを解除するか練習します

そして現場で素早く車を盗んで言ってしまうと言うわけなんですよね。

メーカーとしてはそれを避けるために新型車をおかしな人に売りたくない、と。

もちろん中古だったり2人、3人と間に介在してしまえばわからないんでしょうけど

反社会勢力に車を売っても百害あって一利なしというわけですね。


3:業者のフリしてさっさと積み込み

これが一番厄介かもしれませんが、業者のフリして積載車に車を積み込みます。

正直、ツナギ来てやってたら誰が「怪しい!窃盗だ〜」となるでしょうか??

大抵は「ああ、壊れたのかな。」程度で、誰も気にしないと言うのが現実です。

先のセキュリティの件もありますが、これまたセキュリティカットして行えば

何もなかったように白昼堂々車を盗むことが可能なんですよね。


ちなみにイモビライザーでエンジンがかからない!とかいう話もありますが

車一台貰って鍵とその周りで数百万円かかるわけもありませんから

5万とか10万程かけてイモビのユニットと鍵を交換して終わりです。

分解・整備できる人間が大抵はセットでいますから部品代だけで車が手に入るんですよね。


さて、じゃあどうやったら盗まれないのかという話です。

セキュリティもだめ、イモビもだめ。

そうだ!ガレージだ!

はい、ガレージに入れておいても盗まれる時は盗まれちゃうんですよね。

ただ、ガレージでもひとついい方法があります。それはガレージのセキュリティレベルをあげること。

例えばセンサー式のライトを付けて、上に防犯カメラを付ける。

盗む連中もやはりリスクを抑えて窃盗を行いたいので、セキュリティレベルが高いと嫌がります。







こういった暗視タイプだったり、録画装置不要のタイプは便利です。

ライトに関しても防犯のために付けるなら通常のライトよりフラッシュタイプ

更に言うと、寝る時とか「セキュリティ」で付けるなら赤いカラーに変更するといいかも


でもこれは設置できる場所が選ばれてしまいますよね。

例えば砂利タイプの駐車場だったりしたら電源なんてありませんからね。

そこで活躍するのはドライブレコーダーと原始的なタイヤロック







タイヤロックは原始的ですが、タイヤを転がして移動することを前提とした際

このロックが邪魔をして気軽に盗むことが出来なくなりますよね。

更には左フロントと右リアのように対角線で付けておくとジャッキアップで持ち去るのも不可能

ローダーに積もうにもタイヤが回りませんし、四輪浮かせるだけの機材はなかなかありません。

クレーンでつり上げたらせっかくの商品が傷つくので彼らもそんなことしませんからね

原始的、でも一番嫌がるのがこの方法です。

そしてもう一つはドライブレコーダー、カメラが二つ以上ある場合は更に便利です。

もちろんですが暗視タイプだと夜間のトラブルもよくわかりますよね。

あと、ちょっと手間でもボディカバーをかぶせておくことが大切です。





車庫でも青空駐車でもボディカバーして、タイヤロックをしておくと

それだけでもかなり盗難率は下がると言えます。

結局その車を盗むのにカバーを剥がして、タイヤロック外して更に鍵を壊してイモビ壊して…

そんな手間をかけるくらいならもっと盗みやすいのを狙うのが犯罪者ですからね。


予算やロケーションが許すならタワータイプの駐車場で常に上か下に入れて

地面に面していない部分に止めておくと言うのもいいんですよね。

更には大きなタワーで、番号と鍵がないと車が出てこないのはかなりいいです。

ただ、これは都市部や一部のマンションに限定されてしまいますからね

あと、これだから盗まれないと言うことはないのでご注意ください。

マンションなんかだと鍵さえあればどれでもアプローチできるなんてケースもあり

更にはマンション居住者以外に車庫を貸しているケースもあるので、

それこそ犯罪者が鍵を持っている可能性は十二分にあるということです。

一台数百万になる物を盗むんですから、毎月1万や2万の駐車場くらい契約してきますからね。


そしてもう一つ、余裕があればといか出来る限り「盗難保険」に入ること。

思い入れの強い車は返ってきませんが、結局は最後買い買える必要が出てきますので

保険に入っておくことが大切です。それか盗まれてもいい車にすること。















保険に入る時のポイントとして、自分が欲しい保証を明確にした上で

それ以外の保証には目もくれずに安さを求めると言う事

あれも欲しい、これもあったら便利…なんてしてると結局高くなるので

あとは面倒でも比較すること。

一括見積もりなんかで比較することで大まかな相場が見えてきますからね

その相場で一番安いのを覚えて、更に次の比較サイトなんかで試す。

そうすることで結果的には一番安い保険が契約できるわけです。

月で数百円といえど、年間で数千円になります。

それが何年にもなれば1万円以上の差が出てくるわけですよね

この差って、ガソリンが1円安いよりも大きな差になってくるわけですからね。

面倒でも一度安いプランを見つけてしまえば次の車でも使えます。

ただし年齢や免許、条件で値段は変わるので車を買い替えるたび

なんだったら毎年見直すことが一番賢い付き合い方なんですけどね。


あと、万が一のために車検証のコピーは家に置いておいてください。

盗まれた際にネットなんかで情報を求めたりする際に車体番号を伝えられます。

まずは盗まれない様にするのが第一ですけど

盗まれないための準備をしていると意外と盗まれないものでして

盗まれるかもしれないけど何もしていない人程よく盗まれます。

要は「なんとなく嫌な予感」がしているなら対策を練ると言うのが大事なんですよね。





posted by ぶろぅかぁ at 17:02 | TrackBack(0) | 総合・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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